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母子分離不安対策~原因を把握して確かな治療法を実践する~

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母親と離れてしまうことで不安症状が現れる「母子分離不安」。

主にこの症状があらわれる時期としては乳幼児期~学童期(ネット上では2歳、3歳、5歳というケースが多い)と言われており、同時期の子供であれば誰でも起こり得る精神的な障害といっても過言ではない。

しかし、自分の子供に母子分離不安のような症状が見られた場合、いかにして対応し、治療法を発見すれば良いのだろうか。

なかには母子分離不安対策に悩み、確かな治療法を見つけることができない方もいるはずだ。

そこで同記事では「母子分離不安対策(治療法)とその原因」についてくわしく解説していく。

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母子分離不安の特徴とは?

母子分離不安対策をはじめ、確かな治療法を発見して実践するためには、この症状がもつ「特徴」を理解しなければならない。

誰もがその原因や治療法ばかりに意識を集中してしまうが、いざという時のために特徴を把握しておかなければ、的確な行動を取ることができなくなってしまう。

そこでまずは母子分離不安対策のひとつとして、その特徴(症状)について解説したい。

 

母子分離不安の特徴は大きく分けると、「身体症状」「行動」の2つがある。

 

「身体症状」の主な特徴としては、頭痛や吐き気、腹痛などの症状が挙げられる。一方で「行動」における主な特徴は、まわりを困らせるほどの乱暴行為をはじめ、落ち着きのなさ、しつこい甘え、夜尿や寝小便が挙げられる。

 

子供によっては抑うつや無気力といった「精神症状」も現れる場合があるので注意しなければならない。

このように母子分離不安対策はできるだけ早めの対応が必要になる。

だからこそ、この障害の特徴と症状を理解していないと、結果として確かな治療法を見出すことができなくなるのだ。

 

それに確かな治療法を見つけられずそのまま放置してしまうと、将来的に「不登校」に発展する可能性もある。

 

母子分離不安対策が不完全であった子供は学校に行っているとき、母親から離れると不安でいっぱいになり、つらい精神症状や身体症状などの症状が現れてしまう。

 

親として子供を不登校にさせないためにも、母子分離不安対策は“早期発見”と“確かな治療法を受けること”が大切になるのだ。

 

それでは引き続き、早めに母子分離不安対策をするためにも欠かせない「原因」について解説する。

 

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原因は大きく分けて2つ

実は母子分離不安の原因は専門家によってさまざまな答えが出ている。

 

よって、「この障害における原因は必ずこれである」というような断言をすることができない。

 

しかし、主な原因として2パターンが挙げられているので、それぞれを把握すれば確かな治療法発見に役立つはずだ。

それでは主な原因として挙げられる2つのパターンを紹介しよう。

ひとつめの原因は、「母親が人に接する対応」。

赤ちゃんは無意識に母親が人と接するときの行動・視線を目で見て脳に記憶する。特に生後8か月目からは脳に強くインプットされると言われているのだ。

この時期、母親がどのように人と接するのかによって子供の母子分離不安が左右されるという見解がある。

例えば、母親が人と分け隔てなく仲良くしているのなら人見知りのない子供に育つが、母親が人見知りで誰とでも接しない場合は、子供も人見知りになりやすくなるというもの。

後者の場合、結果として子供は母親以外の人間を信じることができなくなり、母子分離不安になる可能性が高まるのだ。

ふたつめの原因は「過去の出来事」。

以前、子供の心に深いダメージを与えた出来事が起きていないだろうか。

例えば、長期入院によって母親と離れてしまった、置き去りにされた、迷子になった、離婚騒動など。

これらは大人から見れば大した出来事でなくても、幼い子供の心には深い傷を負う原因になる。

そうして子供は「もう二度と母親から離れて嫌な思いをしたくない」という気持ちが強くなり、母子分離不安になってしまう。

また、育児放棄をはじめ、親からの暴力、下の子供への愛情が原因で起こるケースもある。

確かな母子分離不安対策と治療法は「子供の不安を理解すること」

では、確かな母子分離不安対策と治療法を実践するためにはどうすべきなのだろうか。

 

まず母子分離不安対策の基本として心得てほしいのは、「無闇に子供を叱ったり、無視しない」ということだ。

 

子供が泣いていると激しく叱る親をよく見かけるが、仮に自分の子供が母子分離不安である場合、叱ったり、無視することは逆効果になってしまう。

むしろ、いかなる治療法をもっても改善できないほどに症状が悪化する可能性もあるので注意しなければならない。

では、母子分離不安対策の基本をおさえたところで、確かな治療法としてはどのようなアクションを取ればいいのか?

 

効果的な母子分離不安対策および治療法としては、「子供の不安を理解してあげること」「スキンシップで愛情をそそぐこと」の2つだと言われている。

 

まずは「子供の不安を理解してあげること」から解説していく。

 

「子供の不安を理解してあげること」

母子分離不安対策における治療法の1つ目は「子供の不安を理解してあげること」だ。

そこでポイントとなるのは、親が“自分の目線で物事を判断しない”ということ。

 

母子分離不安対策を実践するときの核としてほしいのは、「なぜ子供が不安になっているのか?」など、“子供の気持ちに目を向ける”ことである。

 

しっかりと親が子供の現在の心境(不安)を理解し、それを受け止めることが大切なのだ。

 

これができるようになると、多くの子供は子供はホッとする。
なぜなら温かい気持ちで受け止められていることを実感するためだ。

 

よって母子分離不安対策および治療法を実践する上での絶対条件は、決して「子供を叱ったり、無視(放置)してはいけない」ということになる。

 

「スキンシップで愛情を注ぐこと」

母子分離不安対策における確かな治療法である2つ目は、前述したように「スキンシップで愛情を注ぐこと」になる。

これは非常にシンプルな考え方で構わない。

 

純粋に「ママはあなたのことを愛しているよ」と愛情をスキンシップで示すことこそ、効果的な治療法なのだ。

 

言葉だけでなく、不安になっている子供の手をにぎる、やさしく抱きしめる、一緒に眠るなど、毎日の生活で母親ができることをしていくことで確かな母子分離不安対策が実践できるのだ。

なかには「甘やかすのは良くないのでは…」と疑問に思う方もいるかもしれない。

 

しかし、子供に愛情を与えてあげることは、母子分離不安対策もしくは確かな治療法において、もっとも効果的な対応といって良いのだ。

 

だからこそ、子供が「本当に愛されているのか」と不安になる前に、母親がしっかりと愛情をそそいでほしい。

以上の治療法を継続すれば改善されるケースが多いとみられるが、障害の症状は個人差があるので断言することはできない。よって、より効果的な母子分離不安対策や治療法を実践した場合は、その道のプロのもとを訪問し、カウンセリングを受けることをおすすめする。

 

また、本記事で解説した母子分離不安対策や治療法は“絶対”ではないことをご理解いただきたい。ひとつの薬が万人に効かないようにこの障害もケースバイケースになる。

 

だが、原因と効果的な対応を把握することは、早期で母子分離不安対策を行うためのキッカケになるし、確かな治療法を発見するための道筋になることは紛れもない事実だ。

 

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