健康

上まぶた・下まぶたの“ものもらい”の原因と治し方

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「ん?目に違和感を感じる」

気になって鏡で確認してみると、まぶたに赤く腫れた何か(ニキビのようなもの)ができていた・・・。

おそらくこの記事に訪れた方の大半が今まさにそのような状況にあるのではないだろうか。

上まぶたであっても下まぶたであっても、腫れものができたのであれば、それは“ものもらい”の可能性が高い。

ものもらいは上まぶた・下まぶた両方にできる目の病気であるが、その種類は2つあり、それぞれ原因と治し方は違う。

だからこそ、正しい知識を持たないことにはケアを誤ってしまう可能性がある。

そこで今回はものもらいの原因とその治し方についてくわしく解説していく。

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ものもらいは “麦粒腫”と“霰粒腫”の2種類がある

「ものもらい」は上まぶた・下まぶた問わず、赤く腫れて痛みやかゆみなどを伴う目に関連する病気のひとつだ。

専門知識を持っていないかぎり、誰もが「ものもらいは1種類」と思ってしまうことだろう。

 

しかし、ものもらいは2種類あり、それぞれ原因が異なっている。

 

つまり、それぞれの原因を把握しないと適切な治し方を実践することが難しくなるのだ。

それでは、それぞれの原因と特徴を解説していこう。

 

#1:「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)は細菌の侵入による化膿が原因で起こる「ものもらい」のこと。

その原因となる細菌は“黄色ブドウ球菌”とよばれるもので、化膿性疾患を引き起こすことでも知られる。

実はこの菌、あらゆるところに生息しているため、清潔な環境を徹底しないと誰もがターゲットにされてしまうのだ。

また、黄色ブドウ球菌は「ものもらい」だけでなく、キズやニキビなどにも悪影響を与え、化膿を進行させるので要注意だ。

 

#2:「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」

霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、“硬いできもの”といったイメージのものもらいだ。

原因は菌ではなく、“瞼板腺の脂成分のつまり”によって起こる。

脂成分のつまりはやがて炎症を引き起こすと同時に分泌物を詰まらせる。これによって腫れや痛みを伴ってしまうのだ。

 

以上が2種類の「ものもらい」とその原因。

このようにそれぞれ発生するメカニズムが異なるだけでなく、改善点も異なるので同じ治し方を試みたとしてもほぼ効果は得られないと言っても過言ではない。

だからこそ、それぞれ原因に沿った適切な治し方を実践しなければならないのだ。

それでは、上記で紹介した2種類それぞれの治し方について紹介しよう。

 

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「ものもらい」2種類それぞれの治し方

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Image: All About

 

まずは“麦粒腫”の治し方から解説していく。

麦粒腫の基本的に治し方としては以下のとおりだ。

  • 抗菌の点眼液
  • 軟膏
  • 抗菌物質(飲み薬)の服用

このものもらいは、“かゆみ”に悩まされることが多く、意図的に目をこすってしまう可能性が非常に高い。

しかし、目の周囲を清潔にたもつことが治癒するための最大のポイント。

 

つまり、目をこすってしまう行為はNGになる。

 

いずれにしても、早急に治すなら眼科で適切な治療を受け、医師の指示に従って対応することが大切になる。

また、麦粒腫は不清潔も原因のひとつなので、目の周りに細菌が来ないよう、清潔な環境を整えることも重要だ。

 

それから、麦粒腫が出来ている状態でのメイク・コンタクトレンズ装着はNG行為となる。装着や着脱時に細菌を付着させてしまう可能性があるので、しばらくはメガネでの生活を検討したほうがいいだろう。その他、患部を悪化させてしまう危険性のある行為は、控えるようにこころがけてほしい。

 

なお、適切な治し方(治療)を継続すれば、だいたい1週間ほどで完治することが多い。

 

続いて、霰粒腫の治し方について。

こちらのものもらいは、基本的に“温湿布”での治し方一般的。

おの治し方を続けることによってだいたい1ヶ月ほどで腫れがなくなり、自然に回復にむかうケースがほとんど。

 

つまり、特別な治し方を実践する必要がなく、自然治癒することも可能な「ものもらい」という表現ができる。

 

だが、しこりが角膜を圧迫するまでに拡大した場合、目に悪影響をあたえる可能性があるため、手術で切開するケースも。

無論、切開は稀なケースと言って過言ではない。

 

しかし最悪の場合、手術をしなければならないと覚えておこう。

 

自然治癒に頼るよりも眼科を受診すべき

麦粒腫、霰粒腫は原因も違えば治し方も違う。

 

いずれにしても、上まぶた・下まぶたに限らず「ものもらい」を確認したら、自然治癒を期待するのは避けるたほうがいい。

 

もちろん、自然治癒で回復する可能性は十分にある病気だが、悪化してしまうと取り返しのつかないことになる。

人間にとって目は人から必ずと言っていいほど見られるパーツ。

上まぶたもしくは下まぶたがものもらいによって悪化した場合、見るも無残な姿にもなりかねない。だからこそ、キレイな治し方を実践するためにも眼科で診察を受けることをおすすめする。

 

また、上まぶた・下まぶたに跡が残る程度ならまだしも、重要な目に悪影響が及ぶことをもっとも恐れなくてはならない。つまり、目における病気であることを理解し、適切な治し方を選ぶことが重要だ。

 

ネット上ではものもらいを自然治癒に任せて治したという声が溢れているが、それはたまたま治し方が適切だっただけとも考えられる。

なかなか治らなかったり、症状が悪化しているように感じた場合は、すみやかに眼科を受診したほうがいいだろう。

 

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